2016-03-15 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
具体的には、貸借対照表上の純資産には、基本金あるいは国庫補助金等特別積立金が含まれるほか、事業継続に必要な財産額が含まれるわけでございますが、これらが区別された形でなっていないわけでございます。
具体的には、貸借対照表上の純資産には、基本金あるいは国庫補助金等特別積立金が含まれるほか、事業継続に必要な財産額が含まれるわけでございますが、これらが区別された形でなっていないわけでございます。
そういう意味で、具体的に、貸借対照表上の純資産にはこれは基本金、国庫補助金等特別積立金が含まれるほか、事業継続に必要な財産額として、例えば土地、建物、建物の建て替え、修繕費用、手元流動資金が含まれるわけでございますが、これが峻別されているものではございません。今回の法案では、その辺を整理いたしまして明確化していく仕組みを講ずることといたしているものでございます。
更に言えば、社会福祉法人の内部留保につきましても、一施設当たりの内部留保の額は平均約三億円だと言われたんですけれども、全体では二兆円だと言われたんですけれども、この数字自体は、実は社会福祉法人会計独自の処理によります国庫補助金等特別積立金取崩し額、余りこの言葉は聞き慣れない言葉なんですけれども、これによるものなんです。
内部留保の定義としては、純資産の部のうち、基本金や国庫補助金等特別積立金、これを除いたその他の積立金や次期繰越活動収支差額の合計額としているようです。 専門的な話ですので正確に説明するとえらく分かりにくくなるんですけれども、バランスシートの右側に資金の出所、つまり最初に設立者が寄附した基本金が幾らで、国や自治体からの補助金が幾ら、金融機関からの借入金が幾らでと書かれています。